連載40周年記念 ガラスの仮面展

©Miuchi Suzue
2016年に連載40周年を迎えた演劇漫画の金字塔、ガラスの仮面。漫画家・美内すずえさんが長年にわたって描き続け、未だに完結していないことから、多くの人がストーリーのクライマックスを待ちわびる不動の人気作品です。
幻の名作「紅天女(くれないてんにょ)」の主役をめぐり、激しい争いを繰り広げる天才少女・北島マヤと、宿命のライバル・姫川亜弓。マヤを陰から支える「紫のバラのひと」大都芸能社長・速水真澄や、伝説の大女優でありマヤの師である月影千草。登場するキャラクターも作品の大きな魅力となり、単行本49巻までの累計発行部数は5,000万部を超えるベストセラーとなりました。
本展では、1976年の連載第1回を含めた貴重な漫画原画や華やかなカラーイラストを一堂に展観し、名シーンを振り返ります。息を呑むほどの過激な特訓、少女漫画特有のきらめきや乙女が抱く恋心、こまやかに表現されるキャラクターの心理描写、そして、熱く演じられる劇中劇の数々をどうぞお楽しみください。
会 期:2018年10月6日(土)~11月25日(日)
休館日:月曜日(10月8日は開館)、10月25日(木)、11月22日(木)
観覧料:一般800円、高校生460円、小・中学生230円(10名以上の団体各100円引き)
【開催記念イベント】
❶、美内すずえ先生サイン会
日 時:10月20日(土)14:00~
出 演:美内すずえ(漫画家)
定 員:200名(申し込み多数の場合は抽選となります)
会 場:仙台文学館2階講習室
[申込方法]
往復はがき1枚につき、1名の申込み。名前、住所、電話番号、イベント名を明記の上、仙台文学館へ。
〆切:10月9日(火)[必着]
※『連載40周年記念ガラスの仮面展 公式ビジュアルブック』(2,500円税込)[B5判/2分冊/スリーブケース入]のみサインをいたします。サイン会に当選された方は、ご購入の上、入場ください。
※入場の際は、特別展観覧券の半券が必要です。
❷、ワークショップ「かぎ針編みで紫のバラのブローチを作ろう!」
日 時:11月14日(水)13:30~15:00
講 師:当館職員
定 員:12名(申し込み多数の場合は抽選となります)
会 場:仙台文学館2階講習室
材料費:200円
※かぎ針編みの基本が出来ていることが参加の必須条件です。
[申込方法]
往復はがき1枚につき、1名の申込み。名前、住所、電話番号、イベント名を明記の上、仙台文学館へ。
〆切:10月30日(火)[必着]
◇「ガラスの仮面」のイラストを募集します!◇
「ガラスの仮面」の好きなキャラクター、お気に入りの名場面、グッときたセリフなどのイラストをお寄せください。作品は、館内に展示します。
[応募方法]
◎官製はがき表に、【住所/氏名(ペンネーム可)/電話番号】を明記してください。
◎官製はがきの縦・横、カラー・モノクロのスタイルは自由。
◎1人1枚まで。
◎お送りいただいた作品は返却しません。会期終了後、文学館で保存します。
◎作品が、HP・facebook・twitterなどSNS、チラシ、新聞、テレビなど広報のために必要な媒体にて、使用されることをあらかじめご了承ください。
◎応募〆切:9月21日(金)[必着]
※いただいた個人情報は、上記のイベントのご連絡以外には使用しません。
▢展覧会オリジナルグッズもりだくさん!▢

「王女オリゲルド・ドレスクッキー」530円税込
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
主催=公益財団法人仙台市市民文化事業団 仙台文学館
共催=朝日新聞社
特別協力=美内すずえ事務所(プロダクションベルスタジオ)
協力=白泉社
後援=朝日新聞仙台総局、河北新報社、産経新聞社東北総局、日本経済新聞社仙台支局、毎日新聞仙台支局、共同通信社仙台支社、時事通信社仙台支社、TBC東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、KHB東日本放送、エフエム仙台
お問い合わせ: 仙台文学館 〒981-0902 仙台市青葉区北根2-7-1 ☎022-271-3020

第19回こども文学館えほんのひろば たかどのほうこの世界
『まあちゃんのながいかみ』(福音館書店)や『へんてこもり』シリーズ(偕成社)など、不思議でわくわくするお話しでおなじみの、たかどのほうこさんの作品世界をお楽しみいただきます。たかどのさんは、デビュー作『ココの詩』(リブリオ出版)や『わたしたちの帽子』(フレーベル館、赤い鳥文学賞・小学館児童出版文化賞)など、絵本、中学生向けの物語、エッセイや翻訳など幅広い作品を発表しています。展示では、佐野洋子、飯野和好らが手掛けた絵本原画のほか、「つんつくせんせい」シリーズ(フレーベル館)『へんてこもりにいこうよ』(偕成社、路傍の石幼少年文学賞)の原画など約120点を紹介します。
会期: 2018年7月14日(土)~8月26日(日)
会場: 仙台文学館 企画展示室
開館時間: 午前9時~午後5時(入館は、4時30分まで)
休館日: 月曜日(7月16日、8月6日は開館)、休日の翌日(8月12日は開館)、第4木曜日
観覧料: 一般 570円 / 高校生 230円 / 小中学生 110円(各種割引あり)
(「どこでもパスポート」を持ってくると、小・中学生は無料)
会期中のイベント
◆7月28日(土)たかどのほうこ講演会 お話への思い-朗読をまじえて
時間:13:30~15:00
会場: 仙台市泉図書館2階大研修室
定員: 70名(先着)
申し込み方法;7月6日(金)10時から仙台文学館にて電話・FAXで受付
*FAXの場合は、イベント名、氏名、電話番号を明記
*託児はありません
◆7月29日(日)たかどのほうこワークショップ「お話を作ろう」
時間:10:30~12:00
会場: 仙台文学館 2階お話会の部屋
対象: 小学生
定員: 15名(抽選)
締切: 7月13日(金)必着
申し込み方法: 往復はがき1枚につき2名まで。氏名(参加希望者全員の)、学年、住所、電話番号、イベント名を明記のうえ仙台文学館へ。
◆7月29日(日)たかどのほうこギャラリートーク&サイン会
時間:13:30~16:00
会場: 仙台文学館3階企画展示室ほか
参加方法: ギャラリートークは、展示観覧券をお求めの上直接会場へ。申し込み不要です。
ギャラリートーク終了後、サイン会を行います。サイン会の整理券は、当日10時から文学館で本を購入した方先着50名に配布します。
■8月3日(金)朗読劇団「わんにゃんぶう」公演
時間:11:00~11:20
会場: 仙台文学館2階お話会の部屋
出演: 武田こうじ(詩人)、鶴巻児童館児童劇団「わんにゃんぶう」
申し込み不要、直接会場へ
■8月8日(水)台原児童館によるワークショップ「じゅず玉ストラップを作ろう」
ツヤツヤ、ピカピカまるでビーズのように穴がある不思議な実「ジュズダマ」。
イネ科の植物「ジュズダマ」を観察しながら、ステキなストラップを作ります。
1回目 11:00-11:45
2回目 13:30-14:15
会場: 仙台文学館2階お話会の部屋
対象: 幼児~小学生 (小学生未満は保護者の付き添いが必要です)
定員: 各回20人(先着)
申し込み方法/ 7月11日(水)10:00から電話で受付。希望の時間、氏名(小学生未満の方は保護者の氏名も)、年齢・学年・連絡先をうかがいします。※いただいた個人情報は、上記イベントのご連絡以外には使用しません。
■8月11日(土・祝)イトウユウコ ワークショップ「へんてこな生き物の人形を作ろう」
時間:13:30~16:00
会場: 仙台文学館2階お話会の部屋
対象: 小学生
定員: 15人(抽選)
材料費: 500円
申し込み方法/ 7月20日(金)必着
申込方法: 往復はがきに1枚につき2名まで。氏名(参加者全員の)、学年、住所、電話番号を明記の上仙台文学館へ。※いただいた個人情報は、上記イベントのご連絡以外には使用しません。
お話会
幼稚園から小学生低学年くらいまでの子どもたちを対象にしています。申し込み不要です。直接会場へ。※時間に遅れないでね。
日時 |
〈午前の部〉11:00~ |
〈午後の部〉13:30~ |
7月16日(月・祝) |
おもちゃばこサークル |
お話ココット |
7月20日(金) |
絵本おはなし会 ぱすてる |
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7月21日(土) |
IMSやまねこ屋 |
おはなしぷーさん |
7月22日(日) |
おはなしクローバー |
おはなし泉の森 |
7月24日(火) |
読み聞かせボランティア おひさま |
読み聞かせボランティア おはなしやま |
7月25日(水) |
絵本と木のおもちゃ 横田や |
読み聞かせボランティア どんぐりころころ |
7月27日(金) |
影絵サークル・にじのぽけっと |
放課後の会 |
7月28日(土) |
絵本専門士・仙台うてなの会 |
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7月31日(火) |
トーンチャイム泉 |
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8月1日(水) |
とんびの会(昔話の語り) |
ぐりの会 |
8月2日(木) |
仙台むかし話の会 |
おはなしおひさま |
8月3日(金) |
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語り手たちの会・みやぎ |
8月4日(土) |
シャローム・パペット仙台 |
おはなしてんとうむし |
8月5日(日) |
紙芝居文化の会みやぎ |
おはなしポルタ |
8月6日(月) |
仙台カナキンくらぶ |
泉おはなしの会 |
8月9日(木) |
みやぎ親子読書をすすめる会 |
みやぎ親子読書をすすめる会わらべうた |
8月11日(土・祝) |
おてんとさんの会 |
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8月14日(火) |
仙台手をつなぐ文庫の会 |
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8月18日(土) |
腹話術あおば |
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8月19日(日) |
英語の絵本を楽しむ会SPROUT(すぷらうと) |
おはなしきんきらこ |
8月21日(火) |
おはなしの森 |
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8月25日(土) |
若林演劇研究会 |
てんたのちいさなモノがたり |
8月26日(日) |
ふみこばぁばのおはなし |
ひらけびっくり箱 |
※チラシ裏面のおはなし会のスケジュールの訂正について
8月25日(土)(午後)てんたのちいさなモノがたり
8月26日(日)(午後)ひらけびっくり箱
以上のとおり、訂正させていただきます。
手作りコーナー
しおりやペープサートなどを作ることができます。(材料費がかかります)
絵本のへや
2,000冊の絵本や児童書があります。
文学館まつり
8月18日(土)10:00-15:00 毎年恒例、文学館が楽しいお祭り広場になります!」
変身コーナー
「まあちゃん」や「まるぼ」の服を着て写真を撮ろう!
主催:仙台文学館
共催:仙台市泉図書館、(公財)仙台ひと・まち交流財団 台原児童館
特別協力:たかどのほうこ 企画協力:鎌倉文学館
協力:あかね書房 アリス館 岩波書店 偕成社 こぐま社 のら書店 福音館書店 フレーベル館 文化出版局 ポプラ社 理論社
後援:朝日新聞仙台総局 河北新報社 産経新聞社東北総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局 TBC東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ KHB東日本放送 共同通信社仙台支社 時事通信社仙台支社 エフエム仙台

お問い合わせ: 仙台文学館 〒981-0902 仙台市青葉区北根2-7-1 ℡022-271-3020
第14回仙台朗読祭
今年で14回目を迎える仙台朗読祭。
毎年、心をうつ言葉が披露されます。
あなたにしかできない朗読。
あなただから出来る朗読。
そんな朗読を、ぜひ会場の皆さんに聴かせてください。
特別ゲスト:
詩人 和合亮一さん
フリーアナウンサー 渡辺祥子さん
日時: 12月2日(日)10:45~16:00(予定)
会場: 仙台文学館 2階講習室
■■■出演者募集 定員40名(組)■■■
お好きな文学作品(小説・詩・エッセイ・短歌・俳句・川柳・絵本等)を朗読しませんか。
持ち時間は個人 3分、団体 8分以内(2人の場合は5分)とし、
1人(組)1回のみの出演となります。
■■■申し込み方法■■■
官製はがきかFAXに、お名前・ご住所・電話番号・(あればFAX番号)・参加人数をご記入の上、11月10日(土)まで仙台文学館「朗読祭」出演申込み係へ。申し込み多数の場合は抽選となります。
※朗読作品は自作・他作を問いません。
※小道具・楽器・BGMの使用は出来ません。
※観覧は申し込み不要です。直接会場へお越しください。入場無料。
問い合わせ
仙台文学館 981-0902 仙台市青葉区北根2-7-1 ℡022-271-3020 fax022-271-3044 https://www.sendai-lit.jp

こまつ座第122回公演 日立システムズホール仙台&仙台文学館企画事業『父と暮せば』
井上ひさし 作
鵜山 仁 演出
劇作家・小説家の井上ひさしが、原爆をテーマに執筆した二人芝居「父と暮せば」は、終戦から3年後の広島が舞台。被爆した体験をもち、いまは図書館に勤めている福吉美津江は、生き残ったことに対する罪悪感から、人を好きになることを自分に禁じています。父竹造は、そんな美津江の「恋の応援団長」となって寄り添い、激励しますが……。
原爆を乗り越えて生きようとする父娘の姿を、笑いと涙を交えて描いた「父と暮せば」 は、1994年の初演以来、全国で繰り返し上演されてきました。また、さまざまな国で戯曲が翻訳され、フランス・ロシア・中国・イギリス・カナダ・アメリカ・ドイツなどで上演・リーディングが行われました。
原爆という体験はいかにして語り伝えることができるのか、被爆したのちも生きるとはどういうことか、という問いと向き合いながら書かれた井上ひさしの代表作を、ぜひこの機会にご覧ください。
■日時: 2018年7月14日(土)14:00開演(開場 13:30)
■会場: 日立システムズホール仙台 シアターホール
■出演: 山崎 一 伊勢 佳世
■入場料(全席指定・税込):
S席 4,800円 A席 3,800円 B席 2,800円 ユース席(25歳以下)2,000円
※〔市民文化事業団友の会・文学館友の会会員(前売のみ) S席4,500円・A席3,500円〕
※ユース席のチケットは、B席エリアの席になります。当日受付にて年齢確認をいたします。
※未就学のお子様は入場できません。
※車椅子席は数に限りがございます。仙台文学館までお問い合わせください。
■一般発売 開始日:4月13日(金)
■プレイガイド:
藤崎、仙台三越
チケットぴあ【Pコード/485-352】、ローチケ.com【Lコード/21703】
◎仙台市市民文化事業団(日立システムズホール仙台1F事務室内) 022-727-1875
◎仙台銀行ホール イズミティ21 022-375-3101
◎仙台文学館 022-271-3020
※◎印の施設では、電話予約と友の会割引が可能です。
※ユース席のチケットは、仙台文学館のみでの取扱いとなります。
プレ企画 講演〈「ヒロシマ」との出会い、井上先生との思い出〉
『父と暮せば』で美津江役を演じた、女優の斉藤とも子さんの講演会を開催します。美津江役を演じたことをきっかけに、広島に足を運ぶようになった斉藤さんは、その後、胎内被爆による原爆小頭症に苦しむ人たちとその家族の暮らしを聞き取り、『きのこ雲の下から、明日へ』と題する一冊の本をまとめました。今回は斉藤さんに、美津江役を演じられた時の思いやエピソード、そして自らの「ヒロシマ」への思いを、井上ひさしの思い出も交えながらお話しいただきます。
日時: 5月27日(日)13:30~
出演: 斉藤とも子(女優)
会場: 仙台文学館 講習室(仙台市青葉区北根2-7-1)℡022-271-3020/Fax022-271-3044
定員: 180名(先着)
申込方法: 仙台文学館まで電話またはFAXで。定員になり次第受付終了いたします。
※本講演会は入場無料。『父と暮せば』公演チケットをお持ちでなくても、おはいりいただけます。
お問い合わせ
〈内容〉仙台文学館 ℡022-271-3020 〈チケット〉仙台市市民文化事業団 ℡022-727-1875

詩の文学館2018 詩を奏でる 詩を舞う
詩を身近に、をテーマに仙台文学館で詩人
武田こうじが開催してきた『詩の文学館』。
今年も音楽とバレエと詩を奏で、舞います。
日時: 6月30日(土)13:00~13:45
会場: 仙台文学館 1Fエントランスロビー
出演者: 武田こうじ(詩)
宇野澤寛子(バレエ)
澤田和歌子(音楽)
入場無料

8月18日(土) 第10回仙台文学館まつり開催のおしらせ
仙台文学館へあそびにおいで!
日時: 8月18日(土)10:00~15:00
どこでもパスポートをもって、てんじしつにもいってみよう!
2階カフェ「ひざしの杜」には、たかどのほうこさんの絵本「へんてこもりシリーズ」にちなんだ
文学館まつり限定「へんてこチョコバナナ」販売もあります。どんなへんてこがいるかおたのしみに!
イベントスケジュール
10:00~(売れ切れ次第終了) |
2階エントランスロビー |
文学館マルシェ
「佐藤農園さんのお野菜販売」
「本沢三丁目パン工房」 |
10:00~15:00 |
2階手作りコーナー |
①しおりやぶんぶんごまをつくろう
②みつあみミサンガをつくろう |
10:00~15:00 |
仙台文学館内 |
クイズラリー |
11:00~11:30 |
2階おはなしかいの部屋 |
腹話術あおば |
11:00~15:00 |
1階屋外特設会場 |
東北工業大学ヤギプロジェクト
「ヤギの親子とふれあおう!」 |
13:30~ |
1階エントランスロビー |
アナウンサー読み聞かせ |
14:10~ |
1階エントランスロビー |
ぐりり~ずonステージ(ありがとうおともだち) |
14:25~ |
1階エントランスロビー |
アナウンサーとぐりり~ず写真撮影会 |
お問い合わせ:仙台文学館 仙台市青葉区北根2-7-1 ℡022-271-3020
特別展「田沼武能写真展 時代(とき)を刻んだ貌(かお)」
貌にはそれぞれのドラマを演じてきた人間の味わいがある 田沼武能
田沼武能はその65年におよぶ写真家人生において、世界中の子どもたちのすがたを撮影してきました。その一方で、時代を象徴する文学者・芸術家たちの「貌」をライフワークとして撮り続け、数々の賞を受賞してきました。
みずからを「人間大好き人間」と評する田沼は、「貌にはその人の歴史、その人の心、内面までも写し撮ることができると思う」「貌には、それぞれのドラマを演じてきた人間の味わいがある」とも語っています。本展では、そのようにして写し撮られた昭和を代表する文化人たち、約130人の肖像写真を展示します。写真家・田沼武能が迫る、多彩な人間たちの「貌」をぜひご覧ください。
会 期:2018年4月21日(土)~6月24日(日)
休館日:月曜日(4月30日は開館)、4月26日(木)、5月1日(火)、5月24日(木)
観覧料:一般800円、高校生460円、小・中学生230円(各種割引あり)
田沼武能(たぬまたけよし)
1929年、東京・浅草に生まれる。東京写真工業専門学校を卒業後、サンニュースフォトスに入社、木村伊兵衛の助手となる。1951年、新潮社の嘱託として『芸術新潮』『新潮』の写真を担当。また、アメリカのタイムライフ社の契約写真家として雑誌『ライフ』の取材を行う。1972年、フリーランスとなる。ライフワークとして世界の子どもたち、変貌する東京、芸術家の肖像などを撮り続けている。日本写真家協会会長、日本写真著作権協会会長その他を歴任。モービル児童文学賞、菊池寛賞、紫綬褒章、勲三等瑞宝章を受章。文化功労者。
おもな写真集・著書に『文士』『東京の戦後』『難民キャンプの子どもたち』『武蔵野讃歌』『人間万歳―写真をめぐるエセー』『時代を刻んだ貌』など。
展示関連イベント
※会場はすべて仙台文学館 講習室
①田沼武能講演会「わが心の残像」
本展の展示作品について、田沼武能氏が写真を紹介しながらエピソードを語ります。
日 時:5月19日(土)14:00~15:30
定 員:100名(先着)
申込方法:電話・ファクスで受付(ファクスの場合はイベント名・氏名・電話番号を明記)。定員になり次第受付終了します。
※入場には、会期中の特別展観覧券の半券が必要です。
②写真家集団「仙台コレクション」による〝写真deタイムトリップ″とお話
仙台の風景を撮り続
ける写真家集団「仙台コレクション」の皆さんが、昭和の懐かしい仙台の風景とこの日のあなたの写真を組み合わせて一枚の写真にします。出来上がった写真はその場でお渡しします。また、11:00からと14:00から「仙台コレクション」についてのお話もあります(お話しだけ聴講希望の場合は無料、申込不要、直接会場へ)。
※〝写真deタイムトリップ″の所要時間はおひとり15分程度です。申込み時、ご希望のお時間を伺います。
日 時:4月28日(土)10:00~15:00
定 員:15名(先着)
参加費:500円
申込方法:4月6日(金)10:00から電話・ファクスで受付(ファクスの場合はイベント名・氏名・電話番号を明記)。定員になり次第受付終了します。
③ワークショップ「写真を素敵にアレンジ!」
思い出の写真やお気に入りの写真にシールやマスキングテープなどでデコレーションして、素敵にアレンジしてみませんか?(フォトフレーム付き)


講 師:yukari(富士フイルムイメージングシステムズ株式会社認定 アルバム大使)
日 時:4月30日(月・休)10:30~12:00
定 員:20名(先着)
参加費:1人500円
持ち物:L判サイズの写真1枚
申込方法:電話で受け付け。定員になり次第終了します。
仙台文学館
〒981-0902 仙台市青葉区北根2-7-1
℡022-271-3020 FAX 022-271-3044

井上ひさしの国語教室 井上ひさし資料特集展vol.7
仙台文学館の初代館長を務めた、劇作家・小説家の井上ひさしは、まれに見る読書家・蔵書家でもありました。その蔵書量は、ある時期は13万冊にもおよび、のちに一つの図書館を建てることができるほどでした。「良い読み手ほど、良い書き手になる」という信念をもっていた井上は、本の集め方や読み方にも工夫を重ねていました。その工夫は、「とにかく面白いと思ったら赤鉛筆で、線を引く」で始まる〈本の読み方十箇条〉のような形にまとめられており、私たちにも大いに参考にできるところがあります。
また井上は、ユーモアある語り口で、日本語の面白さや奥深さを読者に伝えようとした作家でもありました。たとえば、「文法を楽しく」をモットーに書いた『私家版日本語文法』では、漫画『ゴルゴ13』を皮切りに擬声語と日本人の音感との関わりを分析し、『自家製文章読本』では、芥川龍之介からキャバレーの求人広告までを引用しつつ、日本語の表現の豊かさや柔軟性をとらえ直そうとしています。
本展では、「読むことと書くこと」「日本語」といったテーマについて、井上がどのように向き合い、発信しつづけたのかを、関連する直筆資料や蔵書を通して紹介します。
会期:2017年12月16日(土)~2018年4月8日(日)
場所:仙台文学館 企画展示室
休館日:月曜日(1月8日、2月12日は開館)、
第4木曜日、12月28日~1月4日、1月9日、2月13日
開館時間:午前9時から午後5時(入場は午後4時半まで)
観覧料:一般570円、高校生230円、小・中学生110円(各種割引あり)
展示関連イベント
◆展示室リーディング「どんぐりと山猫」◆
井上ひさしは、少年時代に宮沢賢治の「どんぐりと山猫」を読み、その新鮮な擬音語・擬態語に大きな感銘を受けました。このイベントでは、その名作をリーディングでお楽しみいただけます。
■日時:2018年1月27日(土)、2月4日(日)
いずれの日も、1回目 11:00~12:00 / 2回目 14:00~15:00
■会場:仙台文学館企画展示室
■定員:30名
【申込方法】
電話・FAXのいずれかで仙台文学館へ(FAXの場合は、イベント名・日時・名前・電話番号を明記してください)。定員になり次第受付終了します。
※いただいた個人情報は、上記イベントのご連絡以外には使用しません。
◆学芸員による展示解説◆
貴重な肉筆資料とともに、井上ひさし作品の魅力について、学芸員が解説します。
①1月20日(土)13:30~
②2月17日(土)13:30~
③3月11日(日)13:30~
申込み不要。直接会場へ。※当日の企画展観覧券が必要です。
※上記以外のイベントも予定しています。詳細が決まり次第、随時更新いたします。
◆ひざしの杜さんの特別メニュー◆
井上ひさしの国語 特製メニュー は会期期間限定メニューとなります。
夏目漱石生誕150周年記念特別展 夏目漱石~その魅力と周辺の人々

平成29年度東北大学附属図書館企画展
仙台市市民文化事業団設立30周年記念事業
今年2017年は、夏目漱石の生誕150年にあたります。それを記念し、漱石の旧蔵書「漱石文庫」を所蔵する東北大学附属図書館の主催により、「夏目漱石~その魅力と周辺の人々」と題する特別展示が開催されます。(共催/仙台文学館 会場/せんだいメディアテーク)
「漱石文庫」とは、漱石の旧蔵書三千冊からなるコレクション。漱石自身による書き入れや傍線がある図書が多く、また漱石の日記、ノート、試験問題などの資料も含まれています。
これらの蔵書はもともと東京の漱石の自宅(漱石山房)にありました。しかし、1943年、太平洋戦争が激しくなるなかで、師の蔵書を安全な場所に移したいと、漱石の門下生たちが動き、その中のひとりである小宮豊隆(ドイツ文学者)が館長をつとめていた東北大学附属図書館に移管を進めたものです。受け入れが完了したのは1944年2月。翌年の空襲で漱石山房は焼失しますが、蔵書は仙台の地で守られ、現在に伝えられているのです。
今回の展示では、ふだん研究目的以外では閲覧することができない「漱石文庫」の資料を公開するほか、東北大学ゆかりの人々との交流などを通して垣間見える漱石の人物的魅力を紹介します。短い期間の展示になりますので、お見逃しなく!
会期 平成29年11月3日(金)~11月14日(火) 10:00~17:00 入場無料
会場 せんだいメディアテーク 5階 ギャラリーa (仙台市青葉区春日町2-1)
主催: 東北大学附属図書館 (℡022-795-5911)
共催: 仙台文学館 / (公財)仙台市市民文化事業団
特別展「上橋菜穂子と〈精霊の守り人〉展」

□2014年に、児童文学における最高の賞である国際アンデルセン賞作家賞、2015年に『鹿の王』で本屋大賞を受賞した上橋菜穂子。1989年に作家デビュー以来、『精霊の守り人』『獣の奏者』などのベストセラーを発表し続けています。異なる価値観や文化を持つ人々がともに生きる姿を鮮やかかつ壮大に描きあげる作品は、海外でも高い評価を得ており、世界中の老若男女に愛されています。
□本展は、代表作である〈精霊の守り人〉シリーズを中心とした上橋菜穂子の作品世界の魅力に迫る、初の大規模な展覧会です。シリーズ関連資料や文化人類学の研究資料、語り下ろしのインタビュー映像をはじめ、TVドラマやアニメの関連資料、漫画化された作品の展示、〈守り人〉シリーズに描かれる異世界「ナユグ」を表現した映像インスタレーションなど、見どころ満載。ファンタジーや児童文学の枠をはるかに超えた比類のない「本物の物語」の面白さを、ぜひご堪能ください。
会期:2017年9月16日(土)~11月26日(日)
休館日:月曜日(9月18日、10月9日は開館)、休日の翌日(9月24日、10月10日、11月4日は開館)、第四木曜日
観覧料:一般800円、高校生460円、小・中学生230円
※10名以上の団体各100円引き
展覧会関連イベント
(1)講演会「野生動物のお医者さん~人と野生動物の境界線に生きる~」
齊藤慶輔先生は、「野のものは、野に帰してやりたい」と野生動物たちの声なき声に耳をすませて、共生の道を模索し続けています。リアル『獣の奏者』のお話をお聞きください。
日 時:9月18日(月・祝)13:30~15:00
講 師:齊藤慶輔(獣医師)
定 員:80名
会 場:仙台文学館2階講習室
※入場の際は、特別展観覧券の半券が必要です。
(2)ワークショップ「〈精霊の守り人〉の世界をイメージして石のアクセサリーを作ろう!」
日 時:11月18日(土)10:30~12:00
講 師:仙台市縄文の森広場職員
定 員:15名
会 場:仙台文学館2階講習室
材料費:200円
対 象:小学生以上(一人で参加できる方に限る)
【申込方法】
(1)、(2)とも往復はがき1枚につき、1名の申込み。名前、住所、電話番号、イベント名を明記の上、仙台文学館へ。
◎申込締切:(1)9月10日(日)、(2)10月19日(木)[必着]
※いただいた個人情報は、上記イベントのご連絡以外には使用しません。
〈精霊の守り人〉スタンプラリー
会場内に設置されているスタンプを集めて、〈精霊の守り人〉の世界を冒険しよう。