仙台文学館

ことばの
杜を
あるこう

2023.9.26(火)
病のごと 思郷のこころ湧く日なり 目にあをぞらの煙かなしも/石川啄木

企画展「石川裕人 演劇に愛をこめて」

 

 チラシ表PDF              チラシ裏PDF

 

仙台の演劇界を牽引し、劇作100本の偉業を成し遂げた劇作家・演出家、石川裕人。「ニュートン」の愛称で多くの演劇人に慕われたその59年の生涯と演劇世界を、当時の台本やチラシ、写真・映像などによって紹介します。

石川裕人(1953~2012)
山形県東根市で生まれ、宮城県名取市で育つ。1970年代から演劇活動を開始し、劇団「十月劇場」「TheatreGroup“OCT/PASS”(シアターグループ オクトパス)」などを主宰した。1991年度宮城県芸術選奨新人賞、1996年度宮城県芸術選奨、2006年NHKオーディオドラマ脚本「ミック、俺も男だ!」でNHK奨励賞受賞。現在は「演劇ユニット石川組」が石川戯曲の上演を続けている。

会期:2023年10月7日(土)~12月17日(日)
会場:仙台文学館 企画展示室
休館日:毎週月曜日(10月9日は開館)、10月26日(木)、11月24日(金)
開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
観覧料:一般460円、高校生230円、小・中学生110円
※各種割引あり ※小・中学生の方は「どこでもパスポート」等の持参で無料
主催:仙台文学館
企画協力:演劇ユニット石川組
後援:朝日新聞仙台総局、河北新報社、毎日新聞仙台支局、読売新聞東北総局、共同通信社仙台支社、時事通信社仙台支社、NHK仙台放送局、tbc東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、khb東日本放送、エフエム仙台

関連イベント ※イベント開催日は館内がにぎやかになります。ご了承ください。
◆リーディング「宇宙大作戦 グスコーブドリ・ミッション」
(9/14(木)10:00~電話申込)
人類を救うため、宇宙の胡桃を採取せよ!石川裕人(の別人格ココ・ロノボス)による「馬鹿々々しくも壮大な宇宙ドキュメンタリー」開幕。
日時:
10月7日(土)13:00~14:00
場所:仙台文学館 3階 企画展示室
出演:演劇ユニット石川組 ほか
定員:30名(先着)入場の際、企画展観覧券が必要です。

◆鼎談「石川裕人とその周辺」(9/14(木)10:00~電話申込)
石川裕人と仙台の演劇を、同時代を歩んできた三人の演劇人が語ります。
日時:
10月21日(土)13:30~15:00
場所:仙台文学館 2階 講習室
出演:丹野久美子氏(劇団I.Q150代表、劇作家、演出家、俳優)
なかじょうのぶ氏(劇団三ヵ年計画代表、劇作家、演出家、俳優)
八巻寿文氏(国境なき劇団共同代表、美術家、照明家)
定員:50名(先着)入場の際、企画展観覧券の半券が必要です。

 ◆リーディング「ユウジンのマルジナリア」(10/11(水)10:00~電話申込)
戯曲・ブログ・手記・寄稿文から抜粋した石川裕人の言葉を、リーディングで紹介します。
日時:
11月3日(金・祝)11:00~12:00
場所:仙台文学館 1階 エントランスロビー
構成台本:髙橋菜穂子氏(演出家、「東北えびす」理事)
出演:絵永けい氏(演劇ユニット石川組)
渡部ギュウ氏(俳優、「東北えびす」代表)
定員:30名(先着)入場の際、企画展観覧券の半券が必要です。

 ◆対談「石川裕人の残響から」(10/11(水)10:00~電話申込)
仙台の演劇の第一線で活躍する俳優・渡部ギュウ(「十月劇場」OB)と、国内外の現代演劇を追う演劇評論家・西堂行人が、演劇界において石川裕人が果たした役割や演劇のこれからを語り合います。
日時:11月3日(金・祝)13:30~15:00
場所:
仙台文学館 2階 講習室
出演:西堂行人氏(演劇評論家)
渡部ギュウ氏(俳優、「東北えびす」代表)
定員:50名(先着)入場の際、企画展観覧券の半券が必要です。

 ◆演劇ユニット石川組公演「修羅ニモマケズ」(10/11(水)10:00~電話申込)
宮澤賢治をこよなく愛した石川裕人による、「どんぐりと山猫」「風の又三郎」「銀河鉄道の夜」など賢治作品をオマージュした戯曲。不思議で騒がしく、どこか切ない世界が広がります。
日時:11月19日(日)13:00~14:10
場所:
仙台文学館 野外石舞台(雨天時は1階エントランスロビー)
出演:演劇ユニット石川組 ほか
定員:40名(先着)入場の際、企画展観覧券の半券が必要です。

 ◆ギャラリートーク「石川裕人(ニュートン)の思い出あれこれ」
石川裕人の学生時代や若かりし頃を知る友人たちによる、石川裕人の温かい人柄と個性的なエピソード満載のギャラリートーク。
日時:
12月2日(土)13:30~14:30
場所:仙台文学館 3階 企画展示室
出演:阿部清孝氏、大槻昌之氏(ともに石川裕人の学生時代の友人)ほか
申込は不要です。当日直接会場へお越しください。入場の際、企画展観覧券が必要です。

◆リーディング「時の葦舟~THE REEDSHIP SAGA~ 無窮のアリア」(11/8(水)10:00~電話申込)
日時:
12月3日(日)13:30~14:30
呪われた指輪を消滅させるため、少年ピコは旅をする。トールキン『指輪物語』を石川裕人流にアレンジした戯曲「時の葦舟」三部作から、第二巻「無窮のアリア」を抜粋してリーディング。
場所:仙台文学館 1階エントランスロビー
演出:横山真氏(俳優、演出家)
出演:演劇ユニット石川組 ほか
定員:30名(先着)入場の際、企画展観覧券の半券が必要です。

*各種リーディング、公演「修羅ニモマケズ」は、満席になった場合でも立ち見が可能です。対談・鼎談イベントの立ち見はできませんのでご了承ください。

申込方法:いずれも10:00より受付開始。ご希望のイベント名、参加される方全員のお名前、代表の方の電話番号をお伝えください。申込先 022-271-3020 

体調がすぐれない場合はご来館をお控えくださいますようお願いいたします。