仙台文学館

ことばの
杜を
あるこう

2022.7.4(月)
窓をあければ何があるのであらう くもりガラスに夕やけが映つてゐる/尾形亀之助 恋愛後記

企画展 高山樗牛と土井晩翠「瞑想の松」物語

 

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みなさんは「瞑想の松」をご存じでしょうか。「瞑想の松」は、仙台市の小松島にある東北医科薬科大学構内の、樹齢620年以上のクロマツの古木です。この松は「天神山の一本松」と伝えられていましたが、いつしか「高山樗牛 瞑想の松*」と呼ばれるようになりました。なぜこのように称されるようになったのか。そこには二人の文学者、高山樗牛と土井晩翠が関係していました。本展では二人の交流を辿りながら、その不思議をひも解きます。
*「冥想」の字も使用されます。

高山樗牛(たかやまちょぎゅう)1871(明治4)年~1902(明治35)年
現在の山形県鶴岡市生まれ。文芸評論家。本名斎藤林次郎。旧制二高を経て東京帝国大学に進学。大学在学中、匿名で応募した懸賞小説「滝口入道」が話題となる。『帝国文学』『太陽』を舞台に文芸評論家として活躍。一時期、旧制二高で教鞭と執った。

土井晩翠(どいばんすい)1871(明治4)年~1952(昭和27)年
現在の宮城県仙台市生まれ。詩人。本名林吉。旧制二高を経て東京帝国大学に進学。1899(明治32)年に発表した第一詩集『天地有情』が評判となる。「荒城の月」の作詞者としても知られる。長く旧制二高で教鞭を執り、数多くの校歌を手がけた。

会 期:2022年1月15日(土)~3月21日(月・祝)
会 場:仙台文学館 企画展示室
休館日:月曜日(3月21日は開館)、祝・休日の翌日(2月12日は開館)、第4木曜日
開館時間:9:00~17:00(入室は16:30まで)
観覧料:一般580円 高校生230円 小・中学生110円
主 催:仙台文学館
協 力:高山家 鶴岡市教育委員会 こおりやま文学の森資料館 東北医科薬科大学 東北大学史料館 宮城県図書館 風の時編集部 仙台市歴史民俗資料館

関連イベント ※会場はすべて仙台文学館講習室

①朗読と音楽の調べ「土井晩翠作品を味わう」
日時:2月11日(金・祝)13:30~14:30
出演:茅根利安(朗読)・橘寿好(琴)
定員:30名
 ーディング「孤高の天才 高山樗牛」
日時:2月20日(日)13:30~14:00
出演:原西忠佑
定員:30名

【申込み方法】往復はがきでの申込み。イベント名・氏名・住所・電話番号を明記して仙台文学館へ。締切①は1月25日(火)、②は2月1日(火)必着。どちらも参加の際に企画展観覧券、または半券が必要です。
※いただいた個人情報は上記イベントのご連絡以外に使用しません。

申込み先 仙台文学館 〒981-0902 仙台市青葉区北根2-7-1

◆同時開催 怪談作家・杉村顕道 その生涯と交友
杉村顕道(すぎむらけんどう) 1904(明治37)年~1999(平成11)年 東京生まれ
杉村は、明治学院と國學院大學で学んだあと、長野や樺太で教鞭を執り、『信州の口碑と伝説』『信州百物語』『樺太風土記』を出版。1938(昭和13)年から仙台市に居を構えます。栴檀(せんだん)中学(現・東北福祉大学)などに勤務しながら執筆を続け、『彩雨亭鬼談 箱根から来た男』などの怪談や、数多くの句集、地域史や漢学に関する著書を世に出しています。1964年(昭和39)年には宮城県芸術協会創立に尽力しました。今回の展示では、遺族から寄贈された顕道の著作や、その幅広い交友を示す文学者や文人の書画、書簡などをご紹介します。宮城の地に根を下ろし活動を続けた、杉村顕道という人物をぜひ知ってください。

《ご来館のみなさまへのお願い》
・体調がすぐれない場合はご来館をお控えください。
・館内ではマスクの着用をお願いします。
・ご入館の際、サーマルカメラでの検温、手洗い、手指の消毒にご協力ください。
・会場の三密(密閉・密集・密接)を避けるため、入場制限をさせていただく場合があります。

仙台文学館 〒981-0902 仙台市青葉区北根2-7-1
TEL 022-271-3020  FAX 022-271-3044