仙台文学館

ことばの
杜を
あるこう

2024.3.29(金)
窓をあければ何があるのであらう くもりガラスに夕やけが映つてゐる/尾形亀之助 恋愛後記

写真展 星野道夫 悠久の時を旅する

 

少年の頃から北の自然に憧れ、極北の大地アラスカに生きた星野道夫。取材中の事故で亡くなり25年を経た現在においても、心打つ大自然や動物の写真と美しい文章で、多くのファンを魅了しています。北極圏の大自然、そこに息づく野生動物や人々、そして語り継がれた神話…星野は多くの「出会い」を通じて思索を深め、写真家として成長していきました。本展では、20歳で初めて足を踏み入れたアラスカの村の記録から、亡くなる直前まで撮影していたロシアのカムチャツカ半島での写真までを一望します。また、20歳の時にシシュマレフ村の村長に宛てて書いた手紙や、村長からの返事の手紙をはじめ、貴重な展示資料を交え、旅を終えることなく急逝した星野道夫の足跡を辿ります。未完の作品群から、「自然と人のかかわり」を追い続けた星野の新たな旅に思いを馳せていただければ幸いです。

会期2021年4月17日(土)〜6月27日(日)
2021年5月12日(水)~6月27日(日)
※新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、会期を変更いたします

会場:仙台文学館企画展示室
休館日:月曜日 第4木曜日
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料:一般・大学生 810円 高校生460円  小・中学生230円(各種割引あり)
主催:仙台文学館
協力:星野道夫事務所
企画協力:クレヴィス

星野道夫【ほしのみちお】
1952年、千葉県市川市生まれ。19歳のときに目にしたエスキモーの村の空撮写真に惹かれ、村長宛に手紙を書く。20歳の夏休みにアラスカに約3ヶ月滞在。帰国後、写真家になる決意をし、慶應義塾大学卒業後、動物写真家・田中光常氏の助手を2年間務める。1978年、アラスカ大学野生動物管理学部に入学。以後、アラスカの自然と人々をテーマに写真と文章で記録し発表。1996年8月、カムチャツカ半島で取材中にヒグマに襲われて急逝。アニマ賞・木村伊兵衛写真賞受賞。

関連イベント
①スライド&トーク「悠久の時を旅する 星野道夫が見続けた風景をたどって」
新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、中止とさせていただきます
日時:4月17日(土)13:30~15:00
出演:星野直子氏(星野道夫夫人)
定員:50名
締切:3月23日(火)必着

②森林インストラクターと北根の森を旅しよう!
日時:5月15日(土)10:00~12:00
講師:宮城県森林インストラクター
定員:10名
締切:4月28日(水)必着

【申込方法】➀➁とも往復はがきに、イベント名・氏名・住所・電話番号を明記して、締切日までに仙台文学館へ。申し込み多数の場合は抽選。はがき1枚につき1名の申し込み。
参加の際は本展の観覧券または半券が必要です。
*いただいた個人情報は上記イベントのご連絡以外に使用しません。
*新型コロナウイルス感染症の状況により、内容に変更が生じる場合があります。
詳細は当館ホームページ、SNS等でお知らせします。

ご来館のみなさまへお願い
〇体調がすぐれない場合はご来館をお控えください。
〇館内ではマスクの着用をおねがいします。
〇ご入館の際、サーマルカメラでの検温、手洗い、手指の消毒にご協力ください。
〇会場の3密を避けるため、入場制限をさせていただく場合があります。

仙台文学館 〒981-0902 仙台市青葉区北根2-7-1
電話022-271-3020  FAX 022-271-3044