仙台文学館

ことばの
杜を
あるこう

2019.3.19(火)
窓をあければ何があるのであらう くもりガラスに夕やけが映つてゐる/尾形亀之助 恋愛後記

開館20周年記念特別展「井上ひさしの劇列車」(予告)

仙台文学館では、今年で開館20周年を迎えます。それを記念し、当館の初代館長をつとめた井上ひさしの展示を、春と冬の二期にわけて開催します。

劇作家・小説家の井上ひさしは、作家や文化人たちの生涯を一本の戯曲に仕立てる「評伝劇」を、数多く書き残しました。とことん調べ抜いた史実に、大胆な趣向を加えて再構成した作家の人生。そこに、ことば遊び・パロディ・歌・踊り・どんでん返しなど、さまざまな仕掛けをほどこし、ユーモアをまじえて書いた評伝劇は、多くの観客を楽しませています。

井上ひさしの評伝劇をテーマに開催する本展では、展示室を「劇列車」に見立てます。戯曲をイメージした空間で、評伝劇の直筆原稿やプロット、創作メモ、執筆にあたって読み込んだ書籍など、多くの資料を紹介します。井上評伝劇に登場する人びとの生涯と、彼らに対する井上ひさしの深い敬愛を、展示室で感じてください。

会 期: Ⅰ期/2019年4月27日(土)~6月30日(日)
     Ⅱ期/2019年12月14日(土)~2020年4月5日(日)

休館日:月曜日(祝・休日は開館)、祝・休日の翌日(土・祝・休日は開館)、第4木曜日(12月26日は開館)、2019年12月28日(土)~2020年1月4日(土)
会 場:仙台文学館 企画展示室
観覧料:一般800円、高校生460円、小・中学生230円(各種割引あり)

【展示で取りあげる評伝劇の主人公(かっこ内は戯曲のタイトル)】

Ⅰ期・Ⅱ期共通
宮澤賢治(「イーハトーボの劇列車」)
樋口一葉(「頭痛肩こり樋口一葉」)
太宰治(「人間合格」)
林芙美子(「太鼓たたいて笛ふいて」)
小林多喜二(「組曲虐殺」)

Ⅰ期のみ
平賀源内(「表裏源内蛙合戦」)
小林一茶(「小林一茶」)
夏目漱石(「吾輩は漱石である」)
松尾芭蕉(「芭蕉通夜舟」)
石川啄木(「泣き虫なまいき石川啄木」)

Ⅱ期のみ
魯迅(「シャンハイムーン」)
河竹黙阿彌(「黙阿彌オペラ」)
吉野作造(「兄おとうと」)
チェーホフ(「ロマンス」)

【展示関連イベント(Ⅰ期)】

①井筒和幸トークイベント「映画にしてみたい井上作品」

井上ひさしの大ファンである映画監督・井筒和幸さんをお迎えして、『下駄の上の卵』など、自身が映画にしてみたい井上作品についてお話しいただきます。

出演:井筒和幸(映画監督)
日時:5月26日(日)13:30~15:00
会場:仙台文学館 講習室

定員:100名(先着)
申込み受付:4月9日(火)10:00から電話・ファクスで受付(ファクスの場合は、イベント名・氏名・電話番号を明記)。定員になり次第、受付終了します。
申込み先:TEL 022-271-3020  FAX 022-271-3044
※会期中の特別展観覧券の半券が必要です。

②展示室リーディング「賢治と啄木に聞く」

出演:芝原弘(黒色綺譚カナリア派/コマイぬ)、本田椋(劇団 短距離弾道ミサイル)、原西忠佑
演出:大河原準介(LondonPANDA)
日時:6月16日(日)1回目11:00~12:00 2回目14:00~15:00
会場:仙台文学館 企画展示室

定員:30名(先着)
申込み受付:5月9日(木)10:00から電話・ファクスで受付(ファクスの場合は、イベント名・氏名・電話番号・希望時間を明記)。定員になり次第、受付終了します.
申込み先:TEL 022-271-3020  FAX 022-271-3044
※当日の特別展観覧券が必要です。

◇学芸員による展示解説

❶日時/2019年4月29日(月・祝)11:00~12:00
❷日時/2019年5月18日(土)11:00~12:00
❸日時/2019年6月15日(土)11:00~12:00
※申込不要、直接会場へ。
※当日の企画展観覧券が必要です。