企画展「人と街をつなぐ―みやぎで生まれた本・雑誌」
仙台文学館には、宮城・仙台ゆかりの書籍や雑誌が数多く収蔵されています。それらは、宮城・仙台の歴史や文化を伝える貴重な資料です。またその時々で消費されやすい性質を持つタウン誌も、街の文化を読者のリアルな声とともに伝えてきた重要な資料です。
本展では、戦後の宮城に誕生した、書籍や雑誌、タウン誌に焦点をあて、それらが伝えてきた街や時代の息づかいを辿るとともに、人と本をつないできた、地元の老舗書店や出版社の軌跡をご紹介します。
会 期: 2015年11月21日(土)~2016年1月24日(日)
休館日: 月曜日(休日を除く)、休日の翌日、第4木曜日、12月28日~1月4日
観覧料: 一般500円 高校生200円 小・中学生100円(30名以上の団体は各2割引き)
主 催: 仙台文学館
協 力: 荒蝦夷、河北新報出版センター、仙台放送、東北大学出版会、プレスアート、
宮城県書店商業組合
■イベント~本をめぐるトークあれこれ
【11月28日/土】
①ギャラリートーク「タウン誌創世記~70~80年代、仙台雑誌事情」
時 間: 午前11時~12時30分
ゲスト: 三浦マサヨシ(元「Easy On」編集長)・佐藤和幸(プレスアート「せんだいタウン情報S-style」編集長)
聞き手: 川元茂(プレスアート)
会 場: 企画展示室 *企画展観覧券が必要です
定 員: 25人
②佐伯一麦トーク「仙台/本の記憶、本屋さんの思い出」
時 間: 午後1時~2時30分
話し手: 佐伯一麦(作家)
聞き手: 川元茂・土方正志(荒蝦夷)
会 場: 講習室
定 員: 50人
③ギャラリートーク「地域と本屋さん 仙台本屋さん興亡史」
時 間: 午後2時45分~4時
ゲスト: 藤原直(金港堂社長)・菊池雅人(ミステリ・クラブ「謎謎」)
聞き手: 川元茂・土方正志
会 場: 企画展示室 *企画展観覧券が必要です
定 員: 25人
【1月16日/土】
④赤坂憲雄トーク「地域から本を作る 『東北学』の挑戦」
時 間: 午後1時~2時30分
話し手: 赤坂憲雄(学習院大学教授)
聞き手: 川元茂・土方正志
会 場: 講習室
定 員: 50人
⑤ギャラリートーク「仙台の本、楽屋裏話 この本はこうして生まれました!」
時 間: 午後2時45分~4時
話し手: 川元茂・土方正志
会 場: 企画展示室 *企画展観覧券が必要です
定 員: 25人
【1月17日/日】
⑥熊谷達也トーク「地域で紡ぐ、地域の物語 仙河海サーガを中心に」
時 間: 午後1時~2時30分
話し手: 熊谷達也(作家)
会 場: 講習室
定 員: 50人
⑦ギャラリートーク「女たちの仙台出版事情」
時 間: 午後2時45分~4時
話し手: 梅津文代(プレスアート)・千葉由香(荒蝦夷)・水戸智子(河北新報出版センター)
会 場: 企画展示室 *企画展観覧券が必要です
定 員: 25人
【1月23日/土】
⑧山折哲雄さんを迎えて「証言:『東北文学』の時代」
時 間: 午後1時30分~3時
話し手: 山折哲雄(宗教学者)
聞き手: 川元茂・土方正志
会 場: 講習室
定 員: 50人
申込方法
電話、またはFAX(お名前、電話番号、希望イベント名、日時を明記)で仙台文学館へ。
定員になり次第、受付を終了します。
受付時間: 電話は開館日の午前9時~午後5時。ファックスは随時。
*会場が企画展示室のイベント参加には、企画展観覧券が必要になります。
*企画展観覧券は当日に限り、何度でも展示室への入退出が可能です。
上記イベント開催日には仙台文学館にて、荒蝦夷・河北新報出版センター・プレスアート各社の在庫本バーゲンブックフェアも同時開催。どんな本が出て来るか、お楽しみに!