仙台文学館

ことばの
杜を
あるこう

2025.8.30(土)

お知らせ

病のごと 思郷のこころ湧く日なり 目にあをぞらの煙かなしも/石川啄木

特別展「樋口一葉・その文学と生涯-貧しく、切なく、いじらしく」

   

チラシ表                  チラシ裏

 

「たけくらべ」「大つごもり」「にごりえ」などの作品で知られる樋口一葉(1872~1896/明治5年~明治29年)。父と兄を失い、戸主として母と妹を養わなければならなかった一葉は、文筆で生計を立てることを志したもののうまくいかず、困窮した生活に苦しみます。そうした日々の中でも、なお「書く」ことを最後まで手放さなかった一葉が、短い生涯のなかで残した二十数作品の多くは、その死後高い評価を得て現代に至っています。
今回の展示では、日本近代文学館の企画協力のもと、一葉作品の草稿・日記・雑記などの自筆資料のほか、一葉が和歌を学んだ「萩の舎(はぎのや)」の人々、小説の師として大きな影響を与えた半井桃水(なからいとうすい)、そして「文学界」同人など文壇の人々との交流を示す書簡類等を展示します。これらの資料からは、二十四年の一葉の生涯とその暮らしぶり、そして一葉とその作品をめぐる人間模様をうかがうことが出来ます。また仙台文学館独自のコーナーとして、一葉と同時代に生き、もの書くことを志した東北の女性―若松賤子(わかまつしずこ 1864~1896/元治元年~明治29年)、田澤稲舟(たざわいなぶね 1874~1896/明治7年~明治29年)、相馬黒光(そうまこっこう 1875~1955/明治8年~昭和30年)―を取り上げ、明治に生きた女性たちの姿を紹介するほか、初代館長である井上ひさしの代表戯曲『頭痛肩こり樋口一葉』に関する資料も紹介します。

会 期)2025年10月4日(土)~12月14日(日)
会 場)仙台文学館 企画展示室
休館日)毎週月曜日(10月13日、11月3日、11月24日は開館)、10月23日(木)、11月4日(火)、11月25日(火)、11月27日(木)
開館時間)9:00~17:00(入場は16:30まで)
観覧料)一般810円、高校生460円、小・中学生230円 ※各種割引あり
※小・中学生の方は「どこでもパスポート」等の持参で無料
主 催)仙台文学館
企画協力)公益財団法人 日本近代文学館
協 力)樋口家 台東区立一葉記念館 山梨県立文学館

関連イベント ※いずれも、入場の際、特別展観覧券の半券が必要です。

1.講演「樋口一葉・その魅力と現代性」
日時:
11月22日(土)13:30~
講師:小池昌代氏(詩人・小説家)
定員:70名(先着)
10月10日(金)10:00~ 申込み受付開始

2.文学講座「一葉作品を読む」
①「にごりえ」を読む

日時:10月26日(日)13:30~15:00
講師:多田蔵人氏(国文学研究資料館准教授)
定員:70名(先着)
9月18日(木)10:00~ 申込み受付開始

②「たけくらべ」を読む
日時:11月30日(土)13:30~15:00
講師:笹尾佳代氏(同志社大学教授)
定員:70名(先着)
11月7日(金)10:00~ 申込み受付開始

3.朗読と解説「一葉の日記」
日時:
12月7日(日)13:30~14:30
朗読:渡辺祥子氏(朗読家・フリーアナウンサー)/ 解説:赤間亜生(当館副館長)
定員:50名(先着)
11月11日(火)10:00~ 申込み受付開始

【申込み方法】
電話で仙台文学館まで 022-271-3020
※いただいた個人情報は上記イベントのご連絡以外に使用しません。

学芸員による展示解説
日時:
10月17日(金)、11月1日(土)、12月11日(木)いずれも13:30~
※申し込み不要直接会場へ。特別展観覧券が必要です。

お問合せ
仙台文学館
〒981-0902 仙台市青葉区北根2-7-1 TEL 022-271-3020  FAX 022-271-3044