特別展「文豪、仙台ニ立チ寄ル。」
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明治20年に仙台駅が開業し、上野から塩釜まで鉄道が開通して多くの人が行き交う場所となった仙台には、文壇で活躍した文学者たちも学業や仕事・旅などで訪れました。本展では、島崎藤村、岩野泡鳴、正岡子規、高浜虚子、河東碧梧桐、宮沢賢治、太宰治を取り上げ、彼らと仙台とのかかわりや、交流のあった地元の文学者を紹介します。今回は、文学を題材にした人気ゲーム「文豪とアルケミスト」(DMM GAMES)とタイアップし、キャラクターパネルの設置、コラボグッズの販売などを行います。
*特別展ご観覧の方にノベルティをプレゼント(特製しおり・全7種)*絵柄は選べません。
*ノベルティやグッズの数量には限りがあります。配布終了・完売の場合はご容赦ください。グッズは当館受付のみでの販売です。お支払い方法は現金のみになります。
『文豪とアルケミスト』とは
DMM GAMESにて配信中の文豪転生シミュレーションゲーム。文学書のページを黒く染めていく「本の中の世界を破壊する侵蝕者」に対抗するため、錬金術師は文学の力を知る文豪を転生させる。彼らは文学書を守るため、「侵蝕者」たちを打ち破っていく。実在の文豪をキャラクターとして登場させるのが特徴。2016年11月にPCブラウザ版、翌17年6月にはアプリ版を配信し登録者数は、現在160万人を超えている。Ⓒ2016 EXNOA LLC
会期:10月5日(土)~12月15日(日)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(10月14日、11月4日は開館)、11月5日(火)、第4木曜日
観覧料:一般810円、高校生460円、小・中学生230円(各種割引あり)
*小・中学生の方は「どこでもパスポート」等の持参で無料
*仙台文学館友の会会員は観覧料半額
主催:仙台文学館
協力:青森県近代文学館 子規庵保存会 天理大学附属天理図書館 東北学院大学図書館 東北大学史料館 東北大学附属図書館 日本近代文学館 日本現代詩歌文学館 宮沢賢治記念館
関連イベント *いずれも入場の際、特別展観覧券の半券が必要です。
①晩翠忌記念イベント関連企画 SPレコードで聴く「宮沢賢治と音楽」 刊行100周年『春と修羅』~かげとひかりのひとくさりづつ~
内容:宮沢賢治は音楽に造詣が深く、当時流通していたSPレコード盤で数々の名曲を聴き、音楽から得た着想を作品の中に散りばめています。賢治と音楽について研究している、ささきたかおさんを案内人に、当時のSPレコードを蓄音機で再生、また音楽の生演奏をまじえて、賢治が親しんだ音楽と『春と修羅』の世界を味わいます。
日時:10月19日(土)13:30~15:30
出演:案内人・ささきたかお氏(宮沢賢治と音楽 研究家)
音楽・井上英司氏(キーボード)、松村和昭氏(クラリネット)
定員:40名(先着)
会場:仙台文学館講習室
申込方法:9月19日(木)10:00から電話申込
②対談 岩野泡鳴を語る
内容:その独特な作風や論調から、文壇で評価を得ても「世間一般の読者に受入れられたのではなかつた」(正宗白鳥)とされる岩野泡鳴。その波乱に満ちた生涯と作品について、文芸評論家の池上冬樹氏と、泡鳴を敬愛する作家で仙台文学館館長の佐伯一麦が語り合います。
日時:11月10日(日)13:30~15:00
出演:池上冬樹氏(文芸評論家)、佐伯一麦(作家・仙台文学館館長)
定員:80名(先着)
会場:仙台文学館講習室
申込方法:10月10日(木)10:00から電話申込
③講演 太宰治と仙台
内容:終戦前後に仙台を訪れた太宰治。1944(昭和19)年の『惜別』の取材では、河北新報社に通い詰めたほか、仙台で愛弟子と再会し濃密な時を過ごしたこともありました。この時期の作品群の誕生に、仙台の街や人々がどう関わったかを解き明かします。
日時:12月1日(日)13:30~15:00
出演:須長誠氏(フリーライター)
定員:80名(先着)
会場:仙台文学館講習室
申込方法:11月7日(木)10:00から電話申込
申込先:仙台文学館(022-271-3020)
※お電話は開館時間内にお願いいたします(9時~17時)
※いただいた個人情報は上記イベントのご連絡以外に使用しません。
学芸員による展示解説
日時:11月3日(日)、11月30日(土)いずれも13:30~
※特別展観覧券が必要です
※申し込み不要 直接企画展示室へ
お問い合わせ
仙台文学館
〒981-0902 仙台市青葉区北根2-7-1
TEL 022-271-3020