仙台文学館

ことばの
杜を
あるこう

2024.12.8(日)
病のごと 思郷のこころ湧く日なり 目にあをぞらの煙かなしも/石川啄木

こまつ座第122回公演 日立システムズホール仙台&仙台文学館企画事業『父と暮せば』

井上ひさし 作
鵜山 仁 演出

劇作家・小説家の井上ひさしが、原爆をテーマに執筆した二人芝居「父と暮せば」は、終戦から3年後の広島が舞台。被爆した体験をもち、いまは図書館に勤めている福吉美津江は、生き残ったことに対する罪悪感から、人を好きになることを自分に禁じています。父竹造は、そんな美津江の「恋の応援団長」となって寄り添い、激励しますが……。
原爆を乗り越えて生きようとする父娘の姿を、笑いと涙を交えて描いた「父と暮せば」 は、1994年の初演以来、全国で繰り返し上演されてきました。また、さまざまな国で戯曲が翻訳され、フランス・ロシア・中国・イギリス・カナダ・アメリカ・ドイツなどで上演・リーディングが行われました。
原爆という体験はいかにして語り伝えることができるのか、被爆したのちも生きるとはどういうことか、という問いと向き合いながら書かれた井上ひさしの代表作を、ぜひこの機会にご覧ください。

■日時: 2018年7月14日(土)14:00開演(開場 13:30)

■会場: 日立システムズホール仙台 シアターホール

■出演:  山崎 一 伊勢 佳世

■入場料(全席指定・税込):
S席 4,800円 A席 3,800円 B席 2,800円 ユース席(25歳以下)2,000円
※〔市民文化事業団友の会・文学館友の会会員(前売のみ) S席4,500円・A席3,500円〕
 ※ユース席のチケットは、B席エリアの席になります。当日受付にて年齢確認をいたします。
 ※未就学のお子様は入場できません。
 ※車椅子席は数に限りがございます。仙台文学館までお問い合わせください

■一般発売 開始日:4月13日(金)

■プレイガイド:
藤崎、仙台三越
チケットぴあ【Pコード/485-352】、ローチケ.com【Lコード/21703】
◎仙台市市民文化事業団(日立システムズホール仙台1F事務室内) 022-727-1875
◎仙台銀行ホール イズミティ21 022-375-3101
◎仙台文学館 022-271-3020
 ※◎印の施設では、電話予約と友の会割引が可能です。
 ※ユース席のチケットは、仙台文学館のみでの取扱いとなります。

 

プレ企画 講演〈「ヒロシマ」との出会い、井上先生との思い出〉
『父と暮せば』で美津江役を演じた、女優の斉藤とも子さんの講演会を開催します。美津江役を演じたことをきっかけに、広島に足を運ぶようになった斉藤さんは、その後、胎内被爆による原爆小頭症に苦しむ人たちとその家族の暮らしを聞き取り、『きのこ雲の下から、明日へ』と題する一冊の本をまとめました。今回は斉藤さんに、美津江役を演じられた時の思いやエピソード、そして自らの「ヒロシマ」への思いを、井上ひさしの思い出も交えながらお話しいただきます。

日時: 5月27日(日)13:30~
出演: 斉藤とも子(女優)
会場: 仙台文学館 講習室(仙台市青葉区北根2-7-1)℡022-271-3020/Fax022-271-3044
定員: 180名(先着)

申込方法: 仙台文学館まで電話またはFAXで。定員になり次第受付終了いたします。
※本講演会は入場無料。『父と暮せば』公演チケットをお持ちでなくても、おはいりいただけます。

お問い合わせ
〈内容〉仙台文学館 ℡022-271-3020  〈チケット〉仙台市市民文化事業団 ℡022-727-1875