仙台文学館

ことばの
杜を
あるこう

2024.5.6(月)
病のごと 思郷のこころ湧く日なり 目にあをぞらの煙かなしも/石川啄木

『この本おすすめ~「こども文学館えほんのひろば」』ができました。

仙台文学館では、会館翌年の2000年から、親子で本の世界を楽しんでいただこうと、夏休み期間に「こども文学館えほんのひろば」を開催してきました。

会期中には、県内のお話会の団体の方々に、絵本の読み聞かせ、素ばなし、紙芝居、影絵、手あそび、人形劇など、子どもたちのために心をくだいた内容のお話会をしていただいてきました。当館の「こども文学館えほんのひろば」は、こうした方々のご協力をいただき、今日に至っています。

この度発行したこの『この本おすすめ~「こども文学館えほんのひろば」お話会のみなさん+仙台文学館』は、「こども文学館えほんのひろば」を支えてくださっている方々に教えていただいた、おすすめ本をご紹介しています。また、展示やゼミナールでお世話になった、子どもの本に長年向き合っておられる、清水眞砂子さん、とよたかずひこさん、宮川健郎さんに、文章を寄せていただきました。

ご存じの本、初めて出あう本、さまざまでしょう。今回、ここにご紹介できた本は、ほんの一部に過ぎません。ぜひ、「こども文学館えほんのひろば」、またお近くの本屋さんや図書館にお出かけになり、みなさんにとって大切な一冊を探してみてください。

本誌が、みなさんと本をつなぐきっかけになることを願っています。

(右画像よりPDFでご覧いただけます。40ページの冊子につき、5MBの大きな画像となりますので、ご了承ください。)