仙台文学館

ことばの
杜を
あるこう

2024.3.29(金)
砂の上にわが恋人の名をかけば波のよせきてかげもと

めず/落合直文

特別展 にゃんてったって猫~猫と人間の物語~

2016neko001猫は、千年以上前の平安時代から現代に至るまで、人間と深い関わりを持ちながら生きてきました。
平安時代、『源氏物語』『枕草子』『小右記』には高貴な猫が登場します。
江戸時代、戯作者・滝沢馬琴は長寿の黒猫を飼い、浮世絵師・歌川国芳は、猫を懐に入れ、何頭もの猫と一緒に暮らしていました。
明治時代、夏目漱石や内田百聞ら多くの作家が猫にインスピレーションを得、癒しやなぐさめを与えられてきました。
空前の猫ブームと言われる現代社会において、猫と人間はどのような関係にあるのでしょうか。家族の一員として生きる猫がいる一方、飼い主のいない多くの猫がいのちを落としているのも事実です。
作家・写真家・愛猫家・行政獣医師といった様々な職業の人と猫との関係、そして、その中から生まれた作品をとおして、人間のあり方をかえりみるきっかけにしてくだされば幸いです。

2016neko002会期  2016年9月10日(土)~11月6日(日)
観覧料 一般700円 高校生400円 小中学生200円(10名以上の団体各100円引き)
開館時間 9:00~17:00(ご入場は16:30まで)
休館日 月曜日、(9月19日・10月10日は開館)、休日の翌日(10月11日は開館)、第4木曜日(9月22日は開館)

■展示関連イベント

Ⅰ岩合光昭<アーティストトーク>

2016iwago日時: 9月27日(火)
①〈午前の部〉11:00~11:30
②〈午後の部〉14:00~14:30
講師: 岩合光昭(動物写真家)
定員: 各回 150人
会場: 仙台文学館 2階 講習室

※往復はがき1枚につき、1名の申込み。名前、住所、電話番号、イベント名、①〈午前の部〉、②〈午後の部〉どちらを希望化必ず明記の上、仙台文学館へ。入場の際には、特別展観覧券の半券が必要です。 申込み締切:9月14日(水)必着

Ⅱ岩合光昭〈サイン会〉

日時: 9月27日(火)
①〈午前の部〉11:45~
②〈午後の部〉14:45~
定員: 各回200人
会場: 仙台文学館 2階 講習室

※サインは、仙台文学館の販売コーナーで当日に購入した写真集・書籍(お1人2冊まで)に限ります。ご購入時、ご希望の方に、①〈午前の部〉、②〈午後の部〉の参加整理券をそれぞれ先着200人に配布します。

Ⅲ講演会「動物を詠む、猫を詠む」

館長小池光が、多くの歌人が詠んだ動物の短歌や、猫を詠んだ短歌について様々な面からお話をします。
日時: 9月22日(木・祝)13:30~14:30
講師: 小池光(仙台文学館館長)
定員: 80人
会場: 仙台文学館 2階 講習室
◎申込締切: 9月13日(火)

※往復はがき1枚につき、1名の申込み。名前、住所、電話番号、イベント名を明記の上、仙台文学館へ。

2016mowanekoⅣワークショップ「羊毛フェルトでリアルな猫を作ろう!」

日時: 11月3日(木・祝)13:30~16:00
講師: もわもわ*びより(羊毛フェルト作家)
定員: 10人
会場: 仙台文学館 2階 講習室
材料費: 1,000円
対象: 中学生以上
◎申込締切: 10月4日(火)

※往復はがき1枚につき、1名の申込み。名前、住所、電話番号、イベント名を明記の上、仙台文学館へ。

■学芸員による展示解説

日時: 10月30日(日)13:30~14:30
※申込み不要、特別展観覧券をお求めの上、仙台文学館2階講習室へお集まり下さい。

2016neko003■あなたの撮影した愛猫と、エピソードを募集します!

愛猫の写真と、【住所、氏名(ペンネーム)、電話番号、猫の名前、猫の年齢(月齢)、猫とのエピソード(200文字以内)】を明記した用紙を同封し、仙台文学館まで郵送ください。

応募締切: 9月1日(木)[必着]