仙台文学館

ことばの
杜を
あるこう

2016.7.26(火)
窓をあければ何があるのであらう くもりガラスに夕やけが映つてゐる/尾形亀之助 恋愛後記

北 杜夫-どくとるマンボウの生涯-

『楡家の人びと』や「どくとるマンボウ」シリーズなどユーモアあふれる作品を多数残した小説家、北杜夫(1927~2011)。北は、厳格な 父・齋藤茂吉に課せれた医者の道を歩みながら、小説を執筆しました。そのようにして書かれた『幽霊』や『夜と霧の隅で』といった初期の文学作品は、その文 体やテーマ、想像力などの点で、読者から高い評価を得ており、現役の作家にも影響を与えています。

また、躁うつ病を抱えながらも失われることのなかった人間としての魅力は、エッセイや対談を通して今も多くの読者を楽しませてくれます。「ユーモア」「笑い」という要素があまり重視されてこなかった日本の文壇において、北杜夫は、異彩を放ち続けました。

展示では、直筆の原稿や創作ノート、日記、絵画などをエピソードとともに紹介し、その独創性と優れたユーモアの感覚に迫ります。そして、北杜夫が小説家としてのキャリアを歩み始めた、東北大学・仙台時代の足取りもたどります。

■イベント(敬称略)
1 小池光ことばのセッションvol.9「斎藤由香さんを迎えて」

ゲスト:斎藤由香(エッセイスト、北杜夫長女)
日時:5月23日(土)13:30~15:00
会場:仙台文学館講習室
定員:100名(抽選)
締切:5月8日(金)*入場時に特別展観覧券の半券が必要となります

2 講演会「思い出の中の北杜夫さん」

日時:5月16日(土)
講師:宮田毬栄(元編集者)
会場:仙台文学館講習室
定員:100名(抽選)
締切:4月28日(火)*入場時に特別展観覧券の半券が必要となります

3 講演会「僕が『どくとるマンボウ』だった、あの頃」

日時:6月7日(日)
講師:石原千秋(早稲田大学教授)
会場:仙台文学館講習室
定員:100名(抽選)
締切:5月15日(金)*入場時に特別展観覧券の半券が必要となります

4 リーディング「どくとるマンボウ青春記」(抜粋)

日時:5月10日(日)、6月13日(土)
出演者:斎木良太(俳優)
会場:仙台文学館企画展示室
定員:各30名(先着)*特別展観覧券のお求めが必要となります

学芸員による展示解説

日時:5月2日(土)、5月17日(日)、6月20日(土)
会場:仙台文学館講習室/企画展示室
申込不要、入場時に特別展観覧券が必要となります