仙台文学館

ことばの
杜を
あるこう

2020.10.26(月)
病のごと 思郷のこころ湧く日なり 目にあをぞらの煙かなしも/石川啄木

仙台文学館ゼミナール2020

 深い言葉の世界を追究し、知的刺激と発見をめざす「仙台文学館ゼミナール」。 日々の暮らしのなかで文学や言葉に関心を持つ方々にむけて、成熟した読書と表現を究めるカリキュラムをお届けします。
 
 
 
 
 
 
 
 
※会場はすべて仙台文学館2階講習室
 
 
■■近代文学を読み解くコース■■
 
□太宰治『津軽』を読む□
 戦況の悪化が誰の目にも明らかだった昭和19年に刊行された太宰治『津軽』を取り上げます。東京からきた旅人、貧乏文士、津軽人など自在に立場をかえながら語られる数々の出会いと津軽の今昔。そこにうかび上がる希望と仕掛けられた笑いを皆さんと味わい、楽しみたいと思います。
 
  師:高橋 秀太郎(東北工業大学准教授)
  程:10/11、10/25、11/1、11/18(各日曜日・全4回)
  間:10:30~12:00
  員:80人 50人 ※新型コロナウイルス感染対策のため、定員を変更します。
受 講 料 :1回500円
  切:9/10(木)
テキスト:『津軽』(新潮文庫)
     お持ちの『津軽』をご持参ください。
 
 
■■現代文学を探究するコース ■■
 
□井上ひさしの小説を読む□
 1934年生まれの井上ひさしは、その多くの作品で日本の「戦後」をテーマに据えています。本講座では、3つの小説作品を取り上げ、「戦後」に対して井上がどのような認識を持っていたかを、作品が書かれた当時の日本の社会的状況もふまえながら、お話したいと思います。

  師:成田 龍一(歴史学者)
  程:9/26、10/10、11/14(各土曜日・全3回)
  間:13:30~15:00
  員:50人
受 講 料 :1回500円
  切:8/18(火)
テキスト:『黄色い鼠』(文藝春秋/『井上ひさし短編中編小説集成』第8巻所収)、
     『下駄の上の卵』(岩波書店)、『一週間』(新潮社)を取り上げる予定です。
 
 
 
■■日本の古典に親しむコース■■
 
□『万葉集』を味わう□
 この講座では『万葉集』の旅の歌を取り上げます。旅の歌は「羈旅歌きりょか」とも称され、三大部立のうち「雑歌」に分類されることの多いものです。異郷の地で、古代の旅人が味わった苦難や、強い望郷の思い、また旅先で目にした風物への感慨などが真直な言葉で歌われています。古代の歴史や風土を踏まえながら読んでいきます。

  師:津田 大樹(一関工業高等専門学校総合科学人文社会領域教授)
  程:8/30、9/6、9/13、9/20、9/27(各日曜日・全5回)
  間:10:30~12:00
  員:80人 50人 ※新型コロナウイルス感染対策のため、定員を変更します。
受 講 料 :1回500円
  切:7/28(火)
テキスト:講義はこちらで用意した資料に沿って進める予定です。お持ちの『万葉集』がある
     方はご持参下さい。毎回、次の講座で扱う歌をお知らせします。
 
 
□『源氏物語』を読む□
 紫式部の『源氏物語』は今日、世界文学となって多くの読者に親しまれています。時空を超えて現代の私たちに深い共感と感銘をもたらす『源氏物語』の魅力とは何でしょうか。本講座では、光源氏の須磨からの帰還と明石母娘の上京の物語を主軸に、藤壺、紫の上、六条御息所、前斎宮といった女性たちにも光を当てながら、光源氏の栄華の物語を読み進めていきます。

  師:横溝 博(東北大学大学院文学研究科教授)
  程:9/18、9/25、10/9、10/30、11/27(各金曜日・全5回)
  間:10:30~12:00
  員:80人 50人 ※新型コロナウイルス感染対策のため、定員を変更します。
受 講 料 :1回500円
  切:8/12(水)
テキスト:講義はこちらで用意したプリントに沿って進めますが、お手持ちの『源氏物語』が
     ある方はご持参下さい。
 
 
 
■■古典芸能を楽しむコース■■
 
□落語を味わう□
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止いたします
 落語は、噺家が身振りや手振り、扇子などの小道具を用いて、一人で何役も演じる伝統芸能です。シンプルですが、噺家の話術と聞き手の想像力で、はなしの世界は無限に広がります。本講座では、落語初心者の方に向けて、落語の歴史から歴代の噺家や代表的な演目について、また寄席でのお作法など、落語の楽しみ方のコツを伝授します。

  師:六華亭ろっかてい 遊花ゆうか(落語家)
  程:5/26、6/9、6/23(各火曜日・全3回)
  間:10:30~12:00
  員:80人
受 講 料 :1回500円
  切:5/12(火)
 
 
 
■■表現をみがくコース■■
 
□朗読ワークショップ~物語を読む□
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止いたします
 声で伝える喜びを味わえる「朗読」の世界。その世界に魅了される人が年々増えています。文学作品の朗読やナレーションで活躍中の講師のもと、日本語が持つ、特有の音の美しさを味わいながら、実践で練習します。
 
  師:渡辺 祥子(フリーアナウンサー・朗読家)
  程:4/26、5/3、5/10、5/17、5/31(各日曜日・全5回)
  間:午前の部10:30~12:30
    :午後の部14:00~16:00
     ※午前・午後とも同じ講座です。(どちらかを明記のうえご応募ください)
  員:午前・午後とも各30人
受 講 料 :1回1,000円
  切:4/10(金)必着
 
 
□俳句実作講座□
 俳句の実作と鑑賞を共に学びます。句会は互選形式です。題に従って事前投句した二句の一覧表から好きな句を二句選び、各自読み上げます。その後講師が全句選評を致します。誰しも自己表現をしたい欲求を持っています。曖昧な思いを十七文字の言葉の器にすることで、気がつかなかった自分に出会うことができるでしょう。
 
  師:西山 睦(「駒草」主宰)
  程:5/13、6/3、(中止)9/2、11/11、12/2(各水曜日・全3回)
  間:13:30~15:00
  員:30人
受 講 料 :1回1,000円
  切:4/10(金)必着
 
 
□川柳実作講座□
 江戸文化の爛熟期、江戸に生まれた五七五の文芸川柳は、いまや現代人の癒しの文芸として、多くの老若男女に親しまれています。今年の講座は、高名川柳作家(濱夢助・鶴彬・時実新子・川上三太郎etc)の作品などを紹介して、その作風から17音字の基礎を学びたいと思います。川柳の発生から現代川柳までを探り、川柳の世界を楽しみましょう。
 
  師:雫石 隆子(「川柳宮城野」主幹)
  程:9/12、10/24、11/21、12/12(各土曜日・全4回)
  間:13:30~15:00
  員:30人
受 講 料 :1回1,000円
  切:8/12(水)必着
 
 
◇◇申込みについて◇◇
 
◆往復はがきに、住所、氏名、電話・ファックス番号(講座日変更などの連絡に必要)、
 希望する講座名を記入の上、仙台文学館にお送りください。はがき1枚につき、1人、1講座
 の申込みとします。複数の講座に参加ご希望の方は、それぞれにお申込みください。
◆締切は必着で、各講座それぞれ違いますので、ご注意ください。
◆カリキュラムは、全回参加して1講座が終了するように組んでありますので、基本的に、
 各講座とも毎回ご参加ください。
◆申込みが定員を超える場合は抽選となります。なお余裕のある場合は、締切後も受付けます
 ので、お問合せください。
◆返信は、締切後にお送りします。(先着順ではありません。)
 
 
◇◇申込先◇◇
仙台文学館 〒981-0902 仙台市青葉区北根2-7-1 ℡022-271-3020
 
※いただいた個人情報はゼミナールに関するご連絡以外には使用しません。