仙台文学館

ことばの
杜を
あるこう

2018.10.18(木)
病のごと 思郷のこころ湧く日なり 目にあをぞらの煙かなしも/石川啄木

仙台文学館ゼミナール2018

深い言葉の世界を追究し、知的刺激と発見をめざす「仙台文学館ゼミナール」。 日々の暮らしのなかで文学や言葉に関心を持つ方々にむけて、成熟した読書と表現を究めるカリキュラムをお届けします。

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(会場はすべて仙台文学館2F講習室)

■■近代文学を読み解くコース■■

□太宰治『人間失格』を読む□
―彼は人間〝失格″?それとも人間〝合格″?「神様みたいないい子」?― 
『人間失格』における太宰の問いとその問いが読者をとらえる仕組みを丁寧に解説します。近年公開された太宰自筆の原稿も参照しながら、今なお読者を獲得し続ける〈人間失格〉像をつくりあげた、その手腕に迫ります。

日 程:10/7・10/28・11/4・11/11・11/18(各日曜日・全5回)
時 間:10:30~12:00
講 師:高橋 秀太郎(東北工業大学准教授)
定 員:80人
受講料:1回500円
締 切:9/7(金)必着
テキスト:『人間失格 グッドバイ』(岩波文庫)※他の本でもかまいません

□相馬黒光(そうま・こっこう)『広瀬川の畔』を読む・歩く□
「新宿中村屋」創業者であり文筆家でもあった相馬黒光は、仙台で過ごした少女時代の思い出を『広瀬川の畔』と題する随想に綴っています。そのなかから印象に残る部分をいくつか抜き出し、当時(明治期)の仙台の人々の暮らしやまちの様子などを紹介しながら読んでいきます。講座の4回目には、黒光の文章に記された風景をたどる「まち歩き」を実施します。

講 師:西大立目 祥子(フリーライター)
日 程:講座⇨9/9(日)・9/23(日)・10/7(日)13:30~15:00
日 程:まち歩き⇨10/21(日) or 10/27(土)13:00~15:00
□□□□(まち歩きは2グループに分かれ、21日か27日どちらかにご参加いただきます。
□□□□□詳細は、1回目の講座でご説明します)全4回
定 員:40人
受講料:1回500円
締 切:8/7(火)
テキスト:講義はこちらで用意したプリントに沿って進める予定です。

 

■■現代文学を探究するコース ■■

□井上ひさし作品を読む□
長年にわたり、朝日新聞で劇評や文化欄を担当し、井上ひさしと交流のあった講師が、 生前の井上ひさしとの思い出も交えながら、井上戯曲の魅力を読み解きます。

講 師:山口 宏子(朝日新聞記者)
日 程:9/30・11/11・11/25・12/16・1/20(各日曜日・全5回)
時 間:13:30~15:30
定 員:50人
受講料:1回500円
締 切:9/7(金)
テキスト:『表裏源内蛙合戦』『道元の冒険』『日の浦姫物語』『雪やこんこん』などを
□□□□□取り上げる予定です(テキストについては、受講者に個別にお知らせします)。

 

■■日本の古典に親しむコース■■

□『万葉集』を味わう□
この講座では『万葉集』の舞台となった大和の山野が詠まれた歌を取り上げます。大和三山と呼ばれる香具山、耳成山、畝傍山や、吉野の山々など、古代大和の風土と、そこでくり広げられた歴史を繙きながら『万葉集』の歌を読んでいきます。

講 師:津田 大樹(一関工業高等専門学校総合科学人文社会領域教授)
日 程:9/2・9/9・9/16・9/23・9/30(各日曜日・全5回)
時 間:10:30~12:00
定 員:80人
受講料:1回500円
締 切:8/7(火)
テキスト:講義はこちらで用意した資料に沿って進める予定です。お持ちの『万葉集』がある
□□□□□方はご持参下さい。毎回、次の講座で扱う予定の歌をお知らせします。

□『源氏物語』を読む□
紫式部の『源氏物語』は、今日世界文学として多くの読者に親しまれています。時空を超えて現代の私たちに深い感銘をもたらす『源氏物語』の魅力とは何でしょうか。本講座では、若き光源氏の時代を彩る空蝉・夕顔・葵の上・六条御息所・末摘花といった女性たちに光を当て、光源氏との愛惜に満ちた恋愛模様を読み解いていきます――紫の上の物語の序章として。

講 師:横溝 博(東北大学大学院文学研究科准教授)
日 程:9/1・9/15・9/29・11/3・11/17(各土曜日・全5回)
時 間:10:30~12:00
定 員:80人
受講料:1回500円
締 切:8/7(火)
テキスト:講義はこちらで用意したプリントに沿って進めますが、お手持ちの『源氏物語』が
□□□□□ある方はご持参下さい。

 

■■表現をみがくコース■■

□朗読ワークショップ~物語を読む□
声で伝える喜びを味わえる「朗読」の世界。その世界に魅了される人が年々増えています。文学作品の朗読やナレーションで活躍中の講師のもと、日本語が持つ、特有の音の美しさを味わいながら、実践で練習します。

講 師:渡辺 祥子(フリーアナウンサー・朗読家)
日 程:4/22・4/29・5/13・6/3・6/10(各日曜日・全5回)
時 間:午前の部10:30~12:30
□□□:午後の部14:00~16:00
□□□□※午前・午後とも同じ内容です。(どちらかを明記のうえご応募ください)
定 員:午前・午後とも各30人
受講料:1回1,000円
締 切:4/10(火)必着

□佐伯一麦エッセイ実作鑑賞講座□
作家・佐伯一麦が、書くことの貴重さを伝えるエッセイ実作鑑賞講座。今年度で3回目となる本講座では、各回事前に出されるテーマに応じて、受講生の方全員に作品を提出していただきます。講座内ではその中から何作品かを取り上げ、受講生の方の感想も求めつつ講師が講評を行い、書くことと読むこと両方のレベルアップを図ります。また、課題のテーマに合わせた文学作品の鑑賞も行います。実作に挑戦したい方のご参加をお待ちしています。

講 師:佐伯 一麦(作家)
日 程:5/6・7/1・9/2・12/9・2/3(各日曜日・全5回)
時 間:13:30~15:30
定 員:30人
受講料:1回1,000円
締 切:4/10(火)必着

□俳句実作講座□
優れた俳句作品の鑑賞を通して、その伝統と基礎を学びながら、実際に作品を作っていきます。<俳句の定型をとおして、今までにない言葉と言葉の関係を構築し、新たな自分と向き合うこと>が、自らの句作の信念である講師の下、鑑賞と実作の基本を学びます。

講 師:高野 ムツオ(「小熊座」主宰)
日 程:5/12・6/9・9/8・10/13・11/10(各土曜日・全5回)
時 間:10:30~12:00
定 員:30人
受講料:1回1,000円
締 切:4/10(火)必着

□川柳実作講座□
川柳は発祥から260年を迎える伝統的な文芸です。今年は4回の講座を通して自分史を作ってみましょう。川柳は口語体で老若男女に親しまれていますが、そのテーマは人間であり、社会、森羅万象にあります。たった17音字の一行詩に思いを託し、自分の生い立ち、今、これからを吐いて自己を見つめる機会に致しましょう。

講 師:雫石 隆子(「川柳宮城野」主幹)
日 程:9/15・10/13・11/10・12/8(各土曜日・全4回)
時 間:13:30~15:00
定 員:30人
参加費:1回1,000円
締 切:8/7(火)必着

◇◇申込みについて◇◇

■往復はがきに、住所、氏名、電話番号・ファックス番号(講座日変更などの連絡に必要)、
希望する講座を記入の上、仙台文学館にお送りください。はがき1枚につき、1人、1講座
の申込みとします。複数の講座に参加ご希望の方は、それぞれにお申込みください。
■締切は必着で、各講座それぞれ違いますので、ご注意ください。
■カリキュラムは、全回参加して1講座が終了するように組んでありますので、基本的に、
各講座とも毎回ご参加ください。
■申込みが定員を超える場合は、抽選となります。なお、余裕のある場合は、締切後も受付
けますので、お問合わせください。
■返信は、締切後にお送りします。(先着順ではありません。)

◇◇申込先◇◇
仙台文学館 〒981-0902 仙台市青葉区北根2-7-1 ☎022-271-3020

※いただいた個人情報はゼミナールに関するご連絡以外には使用しません。